「ハチドリのひとしずく」

南米のアンデス地方に伝わる「ハチドリのひとしずく」という話をご存知でしょうか。

明治学院大学国際学部教授で、環境=文化NGOナマケモノ倶楽部主宰の辻信一さんが訳した短い話です。

以下に引用します。出典・「ハチドリのひとしずく」 光文社刊

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森が燃えていました
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけはいったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちはそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」
といって笑います。
クリキンディはこう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」

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生命豊かな地球を未来の世代に手渡すために、 一人ひとりの「私にできること」を集めていこうというハチドリ計画があります。

ハチドリ計画のサイトはこちら。
http://www.hachidori.jp/index.html

ハチドリ計画は地球温暖化の防止のため、一人ひとりの運動を呼びかけています。

今、予断を許さない状況となっている福島原発の事故は、好きなように電気を使い、自然を冒涜してきたわれわれ人間に対し、放射能、放射能物質が警鐘を鳴らしているのかもしれません。
でも、それは人類、地球にとって
あまりにも、大きな危険な警告となっています。

一日も早い原発事故の収束を望んでいます。
そして、原発や、地震、津波で被災された方々のために、一羽のハチドリとなってできることを考えていきたいです。

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レントオール福井