突然ですが、問題です。
「お団子3本とまんじゅう5個を買うと、780円です。
同じお団子3本とまんじゅう2個を買うと420円でした。
お団子1本はいくらになりますか」
さあ、みなさん瞬時に解けましたか?
こんにちは。フロントのM・Tです。
上記は小学5年生の算数の問題です。
最近、双子が「おかあさーん、算数の文章題がよく分からない~」と言って
算数プリントを私に突きつけるのです。普段から「勉強で分からない事があったら、お母さんに聞きに来なさい」と言っている手前、サクサクっと問題の解き方を説明してやらねばいけないのですが…。一瞬、詰まりました。
私の頭の中に瞬時に思い浮かんだのは、XとYを使った連立方程式だったからです。
中学生で習う連立方程式。これを小学生に説明するわけにいきません。
えっと…。ちょっと待って…。
母、ピンチです。その時目に留まったのはプリントに書かれた単元名。
『同じものに目をつけて』
「!!!」
どちらの場合もお団子の数は一緒。つまり、差額はまんじゅうの個数の違い分なので、まんじゅうの単価がまず分かります。後はまんじゅうの単価を代入して計算すれば…
ほ~~ら、解けた!
後は、図を書いてみたりして、二人とも理解してくれました。
なんて事無い、単純な問題なのに自分で勝手にややこしくしてしまったんですよね。
小学校高学年の問題って、文章題の書き方が複雑だったりして、算数であり同時に国語でもあるんですよね。読解力がないと、算数が解けない…。
そして大人は簡単な物事を複雑にしがち(――;)
子どもの算数問題に限らず、どうやったら、人にわかってもらえるか。分かりやすい説明の仕方というのは、永遠の課題ですね。
そして補足です。
最初に頭に浮かんだ連立方程式。「3x+5y=780、3x+2y=420」
これも加減方で解くのですから、要は上記文中で説明していた解き方と同じです。
なのに、XとYという、子どもに使ってはいけない記号にパニックになり、解き方そのものを見失っていた私…。
常に冷静でありたいものです(^^;)
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