レンブラント展に行ってきました。
レンブラントは17世紀のオランダの画家で、「光と影の魔術師」「明暗の巨匠」と呼ばれ、陰影表現、明暗法を終生追求した作家と言われています。
この有名な「夜警」の絵を描いた人です。
Wikipediaから「夜警」
この夜警は3m×4mの大作ですが、今回の県立美術館の作品はエッチングの版画で、サイズはハガキ大位からA4位までの作品でした。
作品は小さいですが、どれも細密で、白と黒二色しか使われていないのにその質感、明暗の描き方は素晴らしかったです。
これらの版画は当時の東インド会社を通じて東洋の紙が使われているといわれています。その中に和紙も含まれていて、越前和紙の可能性もあると話題になっているそうです。
福井から運ばれた和紙が、出島を通してオランダにわたり、レンブラントがその紙に版画を印刷して、今ここで対面していると考えると、なんだかわくわくしてきました。
TAMA