免疫学の奥村康先生の「やってはいけない健康法」という本を読みました。
現代社会は数多くの健康法があふれています。テレビ、ネット、本、から健康情報が怒涛のように押し寄せてきてどうしたらいいかわからなくなってしまいます。
この本では健康な体を作るには「免疫力」を高める生活を心がけるべし、としています。
結論としては
「ちょっと不真面目ぐらいが免疫力もあがって健康になる」
ストイックな健康管理などせず、適度ないい加減さがよい。
「不老長寿」ならぬ「不良長寿」がいいとしています。
日本人は昔から真面目な民族とされてきました。
よく知られている無人島ジョークに以下のような話があるそうです。
大型客船が沈没し、各国の男二人と美女一人が無人島に漂着した。
その後島では何が起こったか?
ドイツ人の場合・・・女は一人の男と結婚し、もう一人が戸籍係を務めた
フランス人の場合・・女は一人の男と結婚し、もう一人と浮気した
アメリカ人の場合・・女は一人の男と結婚したが離婚し、もう一人と再婚した
イタリア人の場合・・二人の男は何の気兼ねもなく一人の女を愛した
日本人の場合・・・・二人の男は女をどう扱ったらよいか、本社に問い合わせた
なるほど。。。。 言い得て妙ですね。
真面目であることは大事ですが、往々にして融通がきかなかったり、ストレスをかかえたりしがちです。
奥村先生は、たった一度の人生を最高に楽しむために「不良長寿の7か条」を書いています。
① 仲間を大事にする・・仲間とよく出歩く
② 異性にときめく・・奥さんを大事に
③ よく笑う・・笑いは長寿の秘薬
④ 夜更かしはしない・・寝る時間は一定に
⑤ いつも能天気にかまえる・・笑って元気に長生きしている自分をイメージする
⑥ 食事は何でも程よく食べる・・多彩な食事がよい
⑦ 運動はチンタラやる・・ほどよい負荷の運動がよい
この7か条をヒントに肩の力を抜いて、毎日笑ってすごしたいものです。
帰って「よしもと」でも見ようっと。
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