7月21日、「ソフトバンクワールド2016」グループ孫正義代表の講演を聴きました。
孫代表は昨年より話されたIOT(物のインターネット化)、AI(人工知能)、スマートロボット(人の心がわかる知識や知恵を持ったロボット)の進化について現状を話されました。IOT時代とは身の回りのありとあらゆる物がインターネットにつながり、クラウドに繋がり、ビッグデータとなり、それらを利用した社会になっていく時代であり、そこでキーワードになるのが、先日買収合意に達したイギリスのアーム社だそうです。この会社は半導体の回路の設計だけをして生産はしていませんが、世界中の95%のスマホに採用されているようです。IOTの時代には1個1個のチップにセキュリティを保護する事が必要なのですが、このアーム社はこれが可能との事です。孫社長の話によると、この投資は10年先を読んでの事でした。改めて孫代表の先見性に目を見張るばかりです。弊社もこれから少し先を見た経営を心したいと思います。 K.T