ソフトバンクグループ孫正義代表の講演を聴く機会がありましたので紹介します。
これからの情報社会での成長の鍵は、「情報武装×成長戦略」だそうです。情報武装とは、スマートフォン、タブレット、クラウドの三種の神器。武士に例えれば、それぞれ小刀、大刀でこれがなければ情報戦争に駆けつけられない。そして 成長戦略とはIOT(物のインターネット化)、AI(人工知能)、スマートロボット(人の心がわかる知識や知恵を持ったロボットで産業用の製造ロボットではない)だそうです。
IOTとは身の回りのありとあらゆる物がインターネットにつながり、クラウドに繋がり、ビッグデータとなり、それらを利用したビジネスモデルが出来上がる時代だそうです。今のところは1人当り2個程度がインターネットに繋がっているようですが、将来は一人当たり1000個のデバイスが繋がっていくようです。AIについては、人間の脳細胞は300億個ですが、人工知能のそれは2020年に人間を超え、また2040年にはスマートロボット数が世界の人口100億人に追い付くそうであります。ソフトバンクではスマートロボット「pepper」をこの7月より売り出していて、毎月1000台の予約注文が即座に取れているとの事。「pepper」はケーズ電機らの店頭で接客用、説明ロボットとしてもう既に雇用されているようです。