こんにちは。木曜日担当のM・Tです。
皆さん、「オノマトペ」ってご存知でしょうか?
擬音(擬声)語・擬態語を包括していう言葉ですが、先日某TV番組を見ていたら、日本はオノマトペ大国なんだそうです。
ちなみに擬声語…事物の音や人・動物の声などを表す語。「ザワザワ」「ワンワン」「しくしく」など。
擬態語…物事の状態や様子などを感覚的に音声化して表現する語。「ウロウロ」「てきぱき」「ころり」など。
擬声語は実際の音声を直接的に言語化していますが、擬態語は音には直接的に関係のない状態・人の感情などを言語化しているんですよね。ショックを受けた時に「ガーン!」とか、人がいない(静寂を表す)時に「しーん」って使ったりとか…
ここ数年、日本の漫画やアニメが海外で物凄く人気で、外国語に翻訳されて出版されているのですが、
この「オノマトペ」が翻訳の際には大変なんだそうです。
擬声語はともかく、擬態語が翻訳できない!外国には、日本語にあるような多種多様の擬態語がないので、
翻訳する時に、新しく言葉を作って対応したりするそうです。スゴイ影響力ですよね、日本のオノマトペ。
そして思い出したのが、大学時代に友人に言われた一言。
私は大学時代、福島県にいました。方言の話になった時に、代表的な福井弁をいくつか挙げたら
「福井の方言って擬音語とか擬態語が多いよね」
と言われたのです。その時は、そんなこと思ってもみなかったので、「えっ、そう!?」とビックリしましたが。
今思うと、福井弁というより、関西系の話し言葉は基本的にオノマトペだらけですよね…
「この道をダーっと行って、突き当たったらクッと曲がって…」とか(笑)
今もどんどん新しいオノマトペが生み出されているそうです。
日本語の豊かさの象徴とも言えるのかも。
これからもがんがん「オノマトペ」を使って行きたいと思います!
※代表的な福井弁…つるつるいっぱい。じゃみじゃみ。おちょきん。 県外の方、どういう意味か分かりますか?
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