ボリショイサーカスの日本公演に行ってきました。
以前にシルクドソレイユの公演をみたことがありますが、そちらが芸術的、大人のサーカスといった雰囲気に対して、こちらはアットホーム的、家族で楽しめるサーカスといった感じでした。
会場は小さな子供たちを連れた家族連れで大賑わいでした。
始まる前、馬に乗せてもらって記念撮影したりしている子供もいて、楽しそうな雰囲気がいっぱいでした。
オリンピックの体操競技で、かつてウルトラCと評価されたものが、どんどん進化して今ではD難度、E難度となっているがごとく、サーカスの技もどんどん進化しているのに驚きました。
昔なら空中ブランコで手を放して、向こう側の人と手をつなぐ、といったものであったろうに、今は手を放した瞬間3回転してから手をつなぐといった有様です。
ほんの2.3秒の間に衣装を早変わり続けるイリュージョンも面白かったです。
言葉は通じないのに観客と意思疎通ができるピエロにも笑わされました。
ボリショイサーカスのロシア名称はロシア連邦サーカス公団というそうで4000人のアーティストとスタッフ、70の常設、仮設劇場を持つ規模だ、というから驚きます。
日夜訓練され、選りすぐりの人達の技だったのだなあとあらためて思いました。
TAMA