今、日本は、いえ世界中がコロナウィルスの猛威にさらされています。
朝から晩までニュースといえばウィルス一辺倒で、気分が滅入ってきますね。
かからないように予防策を怠らなくして、かつ免疫力を高めるべく栄養と睡眠をしっかりとりましょう。
そして心の栄養ドリンクに、本はどうでしょうか。
「本所おけら長屋」
この本は江戸本所にある長屋が舞台です。
ここに住む庶民がおりなすドタバタ、お祭り騒ぎ、そんな話が描かれています。彼らは貧しいのだけど、情に厚く、とにかくおせっかい。
でも、読み終わると何かわからないけど、次が読みたくなって、つい2巻目を手にしていました。
登場人物一人一人、味があって、誰を主人公にしてもストーリーができる。
人の事を思いやる優しさ、でも自分が表には出ないような江戸の粋、心意気が溢れています。
風邪をひいて元気がないとき、何もしたくない時、読み直します。
おもわず声をだして笑ってしまって、楽しくなります。
私の風邪薬みたいな本です。
この薬 今月14巻が発売予定です。