石田ゆうすけさんの「行かずに死ねるかー世界自転車ひとり旅」という本を読みました。
最近は私のまわりでも、自転車に乗る人が増えています。
それも50キロ、100キロ、中には200キロ走った、という人もいます。
乗りだすと、その爽快さにやめられなくなるそうです。
しかし、この人はなんと9万5000キロ、7年かけて地球を一周。
すごい!のひとことに尽きます。
それまでサラリーマンをしていたのに、仕事をあっさりやめて
まずアラスカからアメリカ大陸縦断の旅に踏み出します。
世の中にはすごい冒険野郎がいるものだ、と驚いていると
彼は旅の途中に、彼のように自転車で地球を廻っている人に、何人にも出合い、そのことにまたまた驚いてしまいました。
世界を旅する本は数多くありますが、彼の文章は文句なくうまい!
世界各地で出合った現地の人々のこと、友人のこと、そして一人旅で見つめなおすことになる自分自身のこと、
それらが、見事に綴られていて、読者をひきつけ最後まで一気に読み進ませてくれます。
この旅を始めたころは、まだインターネットも普及していない時代だったとか。
今は多分、インターネットカフェなどから、随時、旅のリポートを送ることも可能でしょう。
タマヤのパソコンレンタルは海外版もございます。
彼らのお役にたつかもしれません。
TAMA