先日、日経MJを閲覧していたら、グラフィックボードの供給が安定し
品薄が解消されつつある、という記事が目に留まりました。
ここ数年、世界中で半導体不足という言葉が頻繁に聞かれるようになりましたが、
半導体製品のなかでも高速演算を得意とするCPUやGPUについては
メインで使われてきたPCだけでなく、自動車や高度なグラフィック処理が求められるゲーム機など
多様な用途に使われるようになり需要が増えたため、品薄が続き、価格が高騰していました。
2022年夏以降、PCパーツの供給が安定してきたことで販売価格も下落に転じてきたようで
22年1月時点で107,000円ほどだったグラフィックボードが同年7月には69,000円ほどに下がったのだとか。
以前に比べ4割超安い水準になり値ごろ感が出てきたことで
年末年始にPCの性能アップを久々に行ったという人も少なくなかったとのこと。
コロナ禍の3年間でPCに求められる性能は変わり、ネットワーク上の対戦型ゲームが普及し、
今年はようやく市場の供給バランスも安定し、一気に人気が戻りそうな雰囲にあるそうです。
半導体不足によって希望していた商品がなかなか手に入らず悩ましい時期もあったので
物価の高騰が続く中、これは少し嬉しいニュースでした。
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