「拝啓 ふじいいつき様・・・」
このセリフを聞いてピンと来る人もいるひともいると思います。
24年前の岩井俊二監督、中山美穂主演の映画「Love letter」に出てきたセリフで、私はこの映画に若いころに出会い、
今でも大好きな映画です。
岩井俊二監督の手紙を題材とした2作品目の映画、「ラストレター」がつい先日公開されたのでさっそく見に行ってきました。
2作品とも、大人になった主人公が、中学、高校時代を振り返るお話なのですが、手紙を通してストーリーが進んでいく、現代のメールやSNSによる情報交換と反したゆっくりとした内容になっています。
学生時代の思春期の感情が思い出されるなんとも気恥ずかしい素敵な作品です。
私は中学、高校と島根県松江市で過ごしました。なかなか母校にも行くことがなく、同級生にも会う機会がありません。
なので、人一倍松江市が恋しく、友達にも会いという気持ちが強い気がします。こういった学生時代を振り返りながら映画をみていたのでとても感動しました。
24年前に「love letter」を見たときには自分の人生としか重ね合わせて考えることはなかったのですが、今は自分の子供も中学生になったので子供の人生も色々想像してニヤニヤしながら見ていました。
4月から私の長男も高校生です。
すでに中学時代から私より充実した人生を歩んでいる長男ですが、高校でもバレーボールと勉強を精一杯頑張ると今から意気込んでいます。
大人になった時、学生時代を思い出すときがくると思いますが、楽しかったなぁ、と思えるような充実した高校生活を送ってくれるといいなと思っています。
ラブレターとラストレター、ともにおすすめの映画ですので、よかったら見てみてください。